杭間止水工法

鋼管杭間を閉止し、止水・土留めを確実に行う

杭間止水工法とは

ジャイロプレス工法による水密性の高い止水壁の構築を可能とするため、杭間に小口径鋼管と専用モルタルジャケットを用いてモルタル充填することで止水性能をもたせる工法です。
硬質地盤において先端リングビット付鋼管杭を回転圧入させるジャイロプレス工法は、鋼管杭に継手がないため、橋梁基礎工事などで必要となる止水壁の構築には、主に鋼管矢板や鋼矢板などが利用されています。
しかし、硬質地盤や障害物がある場所での施工は困難で、コストや時間のかかる大掛かりな工事となっていました。杭間止水工法の開発により鋼管杭での止水が可能となり、ジャイロプレス工法の適用範囲が大幅に拡大されました。


杭間止水工法


施工手順


杭間止水工法では、まず「ジャイロプレス工法」により構築した連続杭の杭間に2本の小口径鋼管を圧入。これら大小の杭により閉合した空間に「モルタルジャケット」を挿入し、ジャケット内にモルタル充填することで止水性を持たせることができます。この技術により、周辺環境への影響が少なく経済性に優れた止水壁を、急速・安全に構築可能としました。
小口径管は、アタッチメントや専用圧入機を用いることでより硬質な地盤にも対応しており、上空制限下での施工も可能です。


掘削状況

動画

仕様・施工条件

工事実績(水管橋橋脚撤去工事)


概要

工事目的水管橋橋脚撤去のための土留めおよび止水
工事場所神奈川県横浜市鶴見区
工期2016年11月下旬~2017年2月上旬(圧入・止水工・水替えまで)

施工計画


施工状況


圧入技術レポート

当社でしか成しえない特殊案件について詳細を記載しています。

ジャイロプレス工法と新しい杭間止水工法による土留め止水壁で、水中に残置された橋脚を短工期で撤去しました。