代表メッセージ

新しい考え方と新しい方法で、建設のあるべき姿を実現する

当社は、技研グループが世界で初めて発明した、「圧入原理」を実用化した無公害杭圧入引抜機「サイレントパイラー®」を活用し、土木建築、その他建設工事全般に関する業務、並びに工事に関するコンサルタントを行っている圧入施工の「リーディングカンパニー」です。

創業以来、建設の機械化による建設公害の解消を志し、機械発明と施工工法の技術革新により、建設業界の構造革命に取り組んでまいりました。本来、建設工事は、国民の生命と財産を守り、文化生活を向上させ、誰もが納得できる科学的な根拠に基づく工法でなくてはなりません。
技研グループは、国民の視点に立った建設工事のあるべき姿を、環境性・安全性・急速性・経済性・文化性の五つの要件に集約した「建設の五大原則」として定義し、高次元で遵守する「インプラント工法®」を確立しました。その工法を利用した、地震や津波・巨大台風でも破堤しない堤防の補強を行う「インプラント堤防®」、原子力発電所の汚染水流出事故に備える「完全遮水壁築造」、地盤の液状化を抑止する「拘束地盤免震」など、独創技術による防災・減災工法を数多く提唱し、国土防災の重要性と緊急性を提唱してきました。
そして、2012年に国土交通省直轄事業である高知の「仁ノ海岸堤防改良工事」において「インプラント堤防®」の採用を実現し公共事業の「前例主義」という大きな壁を破りました。施工を行ったのは、当社「技研施工」です。技研グループの新しい工法を実際に現場で施工して、実証していくのも当社の重要な役割です。

地球の環境変化による災害が増加する中、人命を守り地球にやさしくを一つの考え方として、科学的な原理の優位性を主軸に、積み上げた実績と経験を基に、構造物の企画立案から、機械・部材の開発、施工、そして完成後の維持管理までを「トータルパッケージ」として提案できる企業体「技研グループ」の一員としての技研施工の役割はますます重要になります。
インプラント工法で世界の建設を変える「工法革命」を実現し、新しい建設業界を作る「技研グループ」とともに技研施工は、さらに成長・発展してまいります。

株式会社技研施工 代表取締役社長 CEO
西川 昭寛