仕事紹介

私の所属する部署では、圧入施工現場でサイレントパイラーを使った杭打ち工事を行っています。フォアマン、セッター、オペレータと役割は3つあり、現場で私の今の役割は、サイレントパイラーのオペレータの手元作業を担うセッターです。圧入する杭に配管を仕込み、それを吊り上げ、パイラーに建て込みます。杭を圧入し、それに合わせてパイラーも前に進んでいく…現場ですので体を使うことはもちろんですが、現場毎に条件が異なるので、圧入作業が円滑に進むように、頭で次の行動を考えることも求められます。

これまで関わった代表的な現場実績や案件を教えてください

○大源太第1号砂防堰堤補強工事
「登録有形文化財」にも登録されており、歴史的・景観価値を有する全国で最も初期のアーチ式砂防堰堤。その補強工事で、ダム湖をせき止めるために鋼管杭(ジャイロφ1400)と鋼矢板を圧入しますが、非常に硬い岩盤層があり、難易度の高い施工を行います。この現場で私は2年目だったので段取りを任せてもらうことがありました。しかし、いくら私が考えて実行しても、先輩方の考えた段取りのほうがはるかに作業しやすく効率的でした。自分の知恵を振り絞っても敵わないことばかりでした。その失敗や先輩社員の段取りを自分のものとできるよう、次の現場で必ず活かそうと考え臨んだのが、次の羽田線の現場です。

○高速1号羽田線(東品川桟橋・鮫洲埋立部)更新工事
京浜運河上に建設されている高速1号羽田線は、建設から50年程度経過しており、コンクリートの剥離や鋼矢板護岸の腐食が著しい箇所があり、構造物自体の見直しを行うための工事です。この現場は、前の大源太と同じ水上施工ということもあり、前回学んだ段取りを先輩社員に提案し、実行させてもらいました。それを先輩から認められ、更にほめられたことで、自分のものとなってきていると実感をするとともにやりがいを感じました。

仕事で感じるやりがいは?

日々の現場作業の中でアクシデントや、やらなければならないことがたくさんあります。そのたびに自分で考え行動しうまくいった時や、上司から認めてもらえた時はうれしいです。また、私はまだセッターですが、自分が携わった現場で打ち終わった杭の構造物が永久的に残る、自分たちの仕事が形として残るというところに大きなやりがいを感じます。

大変だったこと、つらかったことは?

段取り替えなどで、いつもとは違う作業をする際に、次にやらなければいけないことがわからず動けないことがあります。歯がゆく、とても悔しいです。そのようなときには率先して動き、より多くを経験し、次そのような時にはすぐに動けるよう自分の力にするようにしています。

一番印象に残っていること

観光地での現場の際に、私が任されていたガス溶断作業時にその火の粉が観光客のいる方向に向かって飛んでしまいました。もちろん事故にはなりませんでしたが、そのことで上司から怒られ、仕事は言われたことをやるだけではなく、周囲への気配りもとても大事なことだと気がつきました。

将来の目標、チャレンジしてみたいことは?

将来、父のように海外事業の第一線に立ち、ビックプロジェクトの責任者を任せられるようになることが私の目標です。

入社理由

父への憧れです。幼い時からこの会社で働いている父を見て育ち、強いあこがれを抱いていました。高校2年生の時、高知海岸で父がオペレータをしている現場を見に行き、その時に私は「この会社に入りたい!」と入社を決めました。

学生時代に頑張っていたこと

7歳から続けていたソフトボールを頑張っていました。毎日のように叱られ、きつい練習をし、そこで忍耐力と体力がつきました。

休みの日はどのように過ごしていますか

出張先の有名な観光名所に出かけたり、その地方のおいしい名物を食べたりしています。長期の現場になると、そこで友達ができるので視野が広がります。

学生のみなさんへアドバイス

この仕事に関しての知識は、入社してからでも十分身につきます。学生の時は、その時にしかできない学校の勉強や部活動などを必死に頑張ってください。それと、学校で先生に言われたことをするだけでなく、「なぜそのようなことを言っているのか?」「なぜそのようなことをしなければならないのか?」を自分なりに考えてその物事に取り組むと社会人になってからも役に立つことがあります。